春の訪れを告げてくれる花
A flower that tells you that spring is coming
白梅 (はくばい)
White Plum Blossoms (HAKUBAI)
「梅」は、植物学的には バラ科サクラ属に分類され 花の見頃は一か月 程度あります。同じ 春の風物詩「桜」(次の画像) の花の見頃は 一週間程度と短いですね。又 五節句の行事 雛祭(ひなまつり)に供えられる花「桃」の見頃は一か月 程度あります。三種類とも花は よく似ているのですが「桃」は学術的にバラ科モモ属になります。
桜 (さくら)
Cherry Blossom (SAKURA)
紅白 (こうはく)
Red & White Plum (KOU HAKU)
梅は主に紅色と白色の花が咲き「紅梅」「白梅」と呼ばれて鑑賞されます。福岡県には 平安時代に生き「学問の神様」と いわれた「菅原道真 公」を祀った 神社「太宰府天満宮」が在り、その神社には「飛梅」と名付けられた 神木が在ります(次の画像)「菅原道真 公」には 有名な和歌がありますが 時代を更に遡ります。
飛梅 (とびうめ)
Flying Plum (TOBI UME)
古代、九州は「筑紫(つくし)」 と呼び、飛鳥時代 から 奈良時代に駆けて 大宰府で生きた人達に「万葉集筑紫歌壇」と呼ばれる 歌人集団が 居ました。日本最古の歌集「萬葉集」の中に「筑紫」で詠まれた歌が約320首あるそうです。「万葉集筑紫歌壇」が 詠んだ「防人詩(さきもりのうた)」へ →
ウクライナ支援
だざいふ てんまんぐう (DAZAIFU TENMANGU)
5 7 5 7 7
「東風吹かば にほひをこせよ 梅花 主なしとて 春を忘るな」
(こちふかば にほひをこせよ うめのはな あるじなしとて はるをわするな)